ギタリストのための音作りbot(@gt_sound_making)の中の人のブログ。ギターのバンドの中での音作りに関することやバンド全体での音作りやおすすめの機材紹介などの記事を書きます。中の人はバンドでギターを弾きつつPAとしてライブハウスで働いています

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MCがうまいバンドは売れる?

MCというのは言わずもがなですが非常に大事なものでMCでバンドのイメージは8割方決まると個人的には思っているほどです。
例えば今までにかっこいいバンドだったのにMCが高校生の文化祭ノリで萎えてしまったり、逆にまぁ普通かな。くらいに思ってたバンドがMCはさんだ瞬間に光輝いて見えたことってありませんか?
どちらのパターンも自分は数えきれないほど体感したことがあります。
つまりMC次第で実力以上にかっこ悪く見えることもあれば実力以上にかっこよく見えることもあるってことです。
というかむしろメジャー行きへのプレゼンライブなんかでMCの弱いバンドなんかだと、ボーカルのキャラが弱いね、ボーカルは切って楽器隊にこっちでボーカルあてがうからそれでデビューしない?なんて案を出されたなんて話も良く聞くほどです。
もちろん逆パターンでボーカルだけ引き抜きってこともよくあります。
(もちろんMCに限らず歌唱力であったりの要素も大きいですがそれと同様にMCの力は重要視されるのです。)

さてここまでの話でMCの重要性は理解できたでしょうか?
じゃあ良いMCってなんなんだよってところに入っていきましょうか。
とはいったものの良いMCなんてものは人それぞれ、バンドそれぞれです。
たとえばMCが面白いことがウリになっているバンドと世界観で押していくバンドに対して同じアドバイスはできません。
むしろMCはこうしとけばいいなんて言っている阿呆がいたら失笑ものです。(残念ながらネット上を漂う情報にはそういった類のものが溢れかえってしまっているのですが)

ただこれだけではMCは大事だよというだけの意味のない記事になってしまいますのでMCをする中で避けるべき点を挙げましょう。

①え~っと

これすごくたくさんいるんです。
え~っと とか あの~ とか口癖で言っちゃう人。
しかもそういった癖がある人の大半は無自覚。
メンバーがこういうMCをしていたら指摘してあげましょう。
自分がそういうMCしていないか不安な人はライブを録音しましょう。

とにかく言いそうになったら飲み込む、我慢する。これを徹底しましょう。
こういったことを言ってしまう人は喋る時の間を埋めようとして無意味な音を出してしまうのですがこの間を埋めるという行為自体がナンセンスです。
ステージに立つ発信者である人はその言葉を聴衆に届けなければなりません。
時には聴衆にあなたの言ったことをかみ砕く時間が必要でしょう。
その間をえ~っとという言葉をなくすことによって作ることができる。
これだけで言葉の伝わり方が全く違う。
そして同じことを言っても説得力が全く違う。
あの~だとか言っていると自信がなさそうに喋っているように聞こえてしまう。

②全然練習できてないんです

知るかボケ!じゃあライブやらずに帰れ!
お客さんはチケット代を払ってライブを見に来ています。
あなたは飲食店に行って料理を頼んだ時に、今日仕込みができてなくてダシ取れてないんですよこれと言われて出された料理を食べたいですか?しかも定価で。
そういったレベルのことをしているという自覚を持ってください。

これに限らずお客さんが見る価値がないなと思ってしまうことを言うのはご法度です。
(ちなみにそのハコのスタッフを不快にさせないようにするということも同時に意識したほうがいいでしょう。)

③マイクから離れて喋る

正直これ自体は悪いことではない。
ただハコの大きさに合わせて意識しなくてはいけない。
キャパが500人ぐらいのところだとマイクから離れて喋った声は聞こえずらいし、逆に100人規模なら声を少し張れば聞こえる。
どれくらいの自分の声がどれくらいの人に届くのかということを意識しないMCはしないようにしましょう。

④KY

ある意味一番難しい点。
空気を読む必要があるということがかなり重要。
あえて空気を読まずにぶち壊すバンドもいるがそれもかっこよく見せるにはそれ相応の経験が必要。
というか空気が読めないとかっこよくその空気をぶち壊せない。

とにかく意識しなくてはいけないのがその日一日のライブの流れだ。
その日にできているお客さんの中に共有された空気感、雰囲気、エアーを察知する能力が必要だ。
しかしこの能力は一朝一夕では身につけられるものではない。
しかしそういった流れを意識し始めることによってわかるようになっていくものである。(この能力はMCをする人に限らずバンドメンバー全員が持っているべきだろう。どういうステージングをすればうけるか、また場合によってはセトリ変えたほうがいいだろうとなったりすることもある。)
また当たり前だがこれを察知するには対バンの演奏を見ていないといけない。
対バンを見ないバンドは吸収できるものもできないということは肝に銘じておくべきだろう。



というわけで今回はMCの話でした。
MCは非常に難しいものなのでたくさんのバンドを見て色々吸収してみてください。
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ライブの運び方の話

ライブで強いバンドというのはそれなりのライブを引っ張る力がある。
それは簡単には手に入れられるものではないがちょっとしたやり方を知っているだけでうまくできたりする。

とはいったもののライブってのは難しいもので、バンドのジャンルやスタイルによって正しいが変化するし一般的には正しいとはあまり言えないものがあのバンドだから許される(それがむしろバンド特有の空気になったりする)というものも多々あるため一概には言えません。
そのためあくまで一般論として言えること。
その手法を選択するかは別として意識する材料にすべきことを書いていきたいと思います。

①曲を繋げる

まず一つ目の点はこちら。
曲を繋げるということ。
つまりは曲ごと毎回区切ってMCをしたりなんかしているとせっかくボルテージの上がってきたお客さんのテンションがその度に切れてしまう。
そのためお客さんのテンションを保つためにも曲をある程度続けるというのは必要だ。

なんだ、そんな当たり前のことしか書かないのかと思った人もいるかと思いますがもちろんよりしっかりしたことを書いていきますよ。

そして重要なのは繋げ方だ。ただ一曲が終わったからそのまま次の曲のカウントに入ってというのでは芸がない。
そしてただ芸がないだけでなく唐突な変化にお客さんが面を食らうこともある。
それを意図してやるという場面も必要だがそうでない場合はナチュラルに繋いでいきたい。

例えば曲の最後をダラダン。ジャーン!!!としめてそこからすぐにドラムだけがアップテンポのビートを打ち鳴らす、その間にフロント側のメンバーが解放弦をジャラーと鳴らし客を煽る。そして頃合いを見てバンドインという寸法だ。
こういった繋ぎ方は激し目なバンドによく見られる手法だ。

しかしこれに関しては文章での説明が難しいことなのでこの点を意識してほかのバンドなどを見て勉強すべきだ。

②無音を作る

さて今度は真逆のパターン。
無音の瞬間をしっかりと作るということ。
これはお客さんの意識をグッと自分たちに向けさせることができる手法だ。

曲と曲の間でも使えるしライブを始める前にも使える。
曲と曲の間であればMCをするか思うタイミングでなにもしゃべらずに堂々として、いつ何を始めるの?と引き寄せたりMCが終わってから曲に入るまでたっぷり時間をとったり。
また会場BGMが切れ、幕が上がってくるがなかなかバンドが音を出さない。客席全体が静まり返ったところで音を打ち鳴らす。
そこから曲に入ると一気に客席全体を自分たちの世界に巻き込むことができる。

しかしこの無音を作るというのは諸刃の刃でもある。
バンド側がその無音に動揺した仕草を見せたり落ち着かない様子を見せるとたちまちお客さんの集中の糸が切れてしまう。

また無音に耐え切れずに焦って音を出してしまうのも良くない。
そういった焦った様子は結構簡単にばれるし、中途半端な長さで間を取ると入り損ねて仕切り直したように見えてしまうからだ。
長すぎるんじゃないか?と思うぐらいわざとらしく間を取ってしまって大丈夫だ。

大事なことは堂々としてたっぷり間を取るということだ。

こういったことを意識して色々なバンドのライブを見て勉強して自分たち独自のスタイルを作っていきましょう。
お客さんの状況が把握できるようになってくるとよりやすくなってきます。
そのステップの話はまた今度。

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